断酒ランナー

断酒3年達成。ランナー歷5年目。初ウルトラマラソンサブ10。フルマラソンサブ3:10にチャレンジ

2021年10月~12月 快進撃!! サブ4そして・・・

10月 走行距離340キロ

早速多摩川河川敷フルマラソンにエントリー。何かが起こるようなドキドキ感を久しぶりに感じた。

レーススタート。飛び出しが今までのフルにないスピードで前のランナーを次々抜き去る。入り1キロ4:50。自然に出てしまった感覚抑えた方が良いのかなとも思ったが、しばらく様子をみてみた。10キロ通過49:49。(キロ平均5分切り)絶好調な感じ。20キロ通過1:38:59イーブンペースで快調に走る。ハーフは1時間44分台・・・このままでいったらサブ4どころか・・・いやまだ気が早い。

23キロを過ぎた事か、自分の余裕度は快晴からやや曇りがかってきた。事実26キロ時点で5:12と最遅ラップ。27キロ時点で最後の5分切りラップ。30キロ通過2:29:01。タイム的にはサブ3.5ペースであるが、残り12キロもあるのかと。

35キロ時点でキロ5:44と初めて5:30オーバー。だいぶきつくなってきた。やはり前半オーバーペースであったことは確信に変わる。通過タイムも2:55:56とサブ3.5は絶望的。だが、歩かなければサブ4どころか大幅な記録更新は間違いない。よく28キロ以降からキロ5分台で粘れている自分を褒めていた。

残り5キロいつ歩いてもおかしくないきつさで、途中一度抜いたランナーに抜かれ精神的にも限界が近づく。感覚的にはキロ7分ペースに落ちていると思ったが何とか5分台後半でひたすら耐える。しかし、果てしなく長い。だが、耐える。

40キロ給水時初めて一時歩く。キロ6:12 通過タイム3:24:31

あと2キロちょっとだ。再び走り出す。41キロラップ5:41残された体力はないに等しいが再び5分台に復活。残り1キロちょっと果てしなく長い。耐える。

41キロラップ5:29早くゴールして休みたい。ラストスパート。

ゴール。

記録3:36:10

久しぶりのサブ4 大幅記録更新もうれしかったが、ほぼ歩かず、こんなに出し切れたフルマラソンが出来たことに対しての満足感が初めてサブ4達成した時以来か。もしくはそれ以上だったと思う。サブ3.5は途中もしかしたらと一瞬だけだったけど、6分以上もあるからね。こんなに苦しい思いしてこの記録だから、1.2分削り出して生涯目標になるんじゃないかなってこの時は思った。

 

この勢いでハーフマラソンに出場する。1キロ入り4:24とハイペースに突っ込んでしまった。5キロ通過22:26 10キロ通過44:47 これまでの10キロの自己ベストに近いタイムで推移。イーブンで行けるところまで行こうと14キロまで走る。この大会は1往復約7キロコースでラスト1週だったので、感覚的には残り5キロの感じでペースアップ。

これが、好と出るか・・・

以後キロ4:20を切るペースでゴールまでひたすら前を走っているランナーをごぼう抜きする。結果、1:34:14 自己ベスト5分以上大幅更新。

 

11月 走行距離300キロ

初の60キロ(キロ7分台)&55キロ(キロ6分切り:休憩入れても5:41:23)完走

本当に走力が備わってきて、来年ウルトラマラソンに挑戦(ある程度のタイムも狙っていけるように準備していこうかなと計画)

箱根の激坂王挑戦し、峠走の練習の成果もあり、前半の登り坂を1時間21分台で耐えて、後半の下り坂特に残り10キロはキロ4分切りで転げるように最後まで足が持ち快走する。

 

12月 走行距離300キロ

フルマラソンにチャレンジ。

荒川の河川敷で強風のコンディション。5キロの周回コースで、向かい風で少し頑張って、追い風で少し休みながら楽に走る作戦。5キロ通過24:22 7キロまでは数人の集団で走ってキロ5分台を交えてジョグの感覚で走る。しかし、向かい風時に集団のランナーのペースが上がらないと感じたのでそこから抜け出す形になって単独走。

10キロ通過48:59(前回より速いペースだが余裕はある)

15キロ通過1:12:44

20キロ通過1:36:45(前回よりも5分早いが余裕度は快晴)

ハーフ通過1時間42分台(このままいけばサブ3.5も・・・気が早いか・・・)

30キロ通過2:24:09(30キロベストとたった2分違い・・・早すぎて心配になるが足裏が痛い以外は元気・・・シューズ自体の走行距離はたぶん1000キロ超えていてクッション性はほぼないだろうから次回新しいのを買おうと思った)

キロラップも4:50を切るペースで推移。余裕度は晴れ。今回いつ壁を感じるかこの時点では予想がつかない。

35キロラップ4:38(35キロ時点でこんなペースで走ったことがなかったから自分の走りに驚いている)通過2:48:05(走る前まではサブ3.5は全く意識していなかったが、この調子なら最後まで押していけてもおかしくないし、おそらくこの時点でサブ3.5は確信した。

40キロラップ4:38(今日の自分は化け物かと思った)通過タイム3:11:52

フィニッシュタイムはとんでもない記録が出る予感。

40~フィニッシュ 最後はラストスパートできるくらいの力強い走りができ、フィニッシュタイム3:23:48

強風をものともせず、あっさりとサブ3.5を大幅に上回る。

 

年末10キロレースに参加。気軽な気持ちで最後まで押していけたら41分台まで出るかなって走ってみたらグロスタイム40:25(公認大会で陸連の部が30秒先スタートのため、実質のネットタイムは39:55(まさかの40分切り)

 

2021年を振り返ると途中まではサブ4どころかもう満足にフルマラソンレースを走れないんじゃないかって絶望感を感じていた。夏場の走り込み。今までに取り組んでいなかった峠走やセット練的な練習の組み合わせをやっみる。走り方を勉強して実践する。色々とトライした1年だった。その結果、久しぶりにフルマラソンサブ4できたことが今年一番うれしかった。走っていてよかったなって思えた。そのあと壁が崩れたかのようにサブ3.5をあっという間に達成し、10キロ走ってもこんなにスピード持っていたんだと知らない自分に驚いてしまう。

 

さて、2021年の目標は・・・

とりあえず、3月までにフルマラソン3:20:00切りに挑戦してみる。

コロナが落ち着いていれば6月に岩手銀河100キロマラソン初完走(記録もある程度狙いつつ、楽しみたいなと)

秋以降はフルマラソンどこまで現実的に記録が狙えるか。3月までのフルマラソンの記録次第で決めていこうかなと思う。ウルトラマラソン完走後に本格的に練習メニューを組み立てて実施していくことになると思う。

 

ここからの記録更新は大きな怪我をしないよう、練習計画(距離、スピード、フォーム、筋トレ、休息・食生活など)をマネジメントして、楽しいマラソンライフを送っていきたいと思う。

 

2021年の振り返り、長文になりましたが、自分にとってものすごい財産となる経験が出来たのでブログに掲載できて幸せです。