断酒ランナー

断酒3年達成。ランナー歷5年目。初ウルトラマラソンサブ10。フルマラソンサブ3:10にチャレンジ

継続スイッチ

ラン歴丸2年。
それまでも、いつかはマラソンをやりたいと思っていたが、そのいつかは10年経っても達成することはなかった。
今から6年前にスポーツジムに入会し、ひたすらトレッドミルで30分~1時間トレーニングする日々を半年続ける。自信がついたところでハーフマラソンにエントリー。ワクワクしながら当日を迎える。

周回2周の河川敷コース。気持ちよくスタートする。しかし、1キロ走ると飛ばしすぎたと気づく。室内と違って風がきつい。なんとか1周目を通過する。息は上がって、あと半分も残っているなんてと、長い距離をエントリーした自分を呪った。後半はバテまくってどんどん後ろから来たランナーに抜かれ、時計も持ってなかったので、あとどのくらい走ればゴールなのか分からないまま、なんとか走る。途中コースを間違いそうになり、ロスをする。それでさらに心が折れる
ようやくあと1キロとなり、最後の力を振り絞ってなんとかゴール。

初のハーフマラソンだったがタイムは1時間46分台だったと記憶する。

その日を境に、走るモチベーションが失せて、スポーツジムもやめてしまう。

以後、一昨年の1月に再び走ることを決意する。きっかけは、スマートフォンのエクササイズのアプリで散歩するとランキングがアップして、ゲーム感覚でハマっていった。歩くより走った方が歩数が稼げるという安易な考えで走りをスタートする。

どうせならと、10キロなら走れるだろうと大会のエントリーをした。練習で走ってみるが、すぐに足のスネが痛くなってしまう。棄権は嫌だ。何故か諦めが悪く、連日練習する。徐々に走れるようになり、練習では5キロ走れたので、完走はできるだろうと安心した。

大会当日、河川敷にて、10キロがスタートする。周回2周で、ゆっくり入ったつもりだったが、周囲のペースにつられて、練習よりも早いペースで推移。1周目はいくぶん余裕は残っていたが、2周目は息が上がり、足も止まりそうな位辛さを感じながら走る。残り2.5キロがものすごく長く感じた。何とかゴールする。記録は1時間ジャスト。

ゴールしたときに思ったことが、『楽しく走りたい』その気持ちがあったからこそ、3日後には自主トレは再開する。自主トレでも、10キロ以上走ることが、出来。翌月にもエントリーする。しかし、何故か5キロ。きっと楽しく走りたかったからだろう。しかし、結果は25分。キロ5分フラットなので、その時の自分の走力からしたら、かなり飛ばしていた。長い距離を練習で走っていたからフィジカル的にはキツかったが、メンタル的には余裕はあった。

こうして、大会エントリーを2回続けたことにより継続スイッチが入った。