断酒ランナー

断酒3年達成。ランナー歷5年目。初ウルトラマラソンサブ10。フルマラソンサブ3:10にチャレンジ

さいたまマラソン3時間一けた達成は?

レース前日珍しく睡眠が摂れて今日迎える。

最寄りの駅の始発に乗って余裕持ってさいたまスーパーアリーナに到着。参加人数がすべてのカテゴリーで2万人程度なので人混みとトイレ渋滞がハンパないが、無事に2キロ程度のアップも出来、スタートらいんで前から10数列の絶好の位置をキープでき自分ができる事は全てやれた。スタート前の寒さだけが堪らなかったが2月だししゃーない。でも走っているときは最高のコンディションで、予報よりも風が強く吹かなかったので運も味方についていた。

 

さて、ヨーイどんで、ラクに走れる感覚でスタート。入りの1キロがなんと、415?その後gGPS ではキロ平均417位で巡航。当初はあと5秒遅い位の感覚でイメージしていたが、スタートしてから15キロ位まで、

 

ずうーっと抜かれぱなしなのでタイムほど突っ込んでいる感覚がなかった。

5キロラップが21分台半ばでハーフまで、推移して91分切りで後半戦へ。そういえば、沿道の応援で「サブ3行けるよ」って自分には無縁だったパワーワードを聞けて、少し浮かれるが、ハーフ以降は未知の体験だし、30キロ以降は撃沈してもおかしくはないし、仮にそうなる前に残りの体力でフルを走りきれるマネジメントに移行するつもりでいた。 

25キロ以降から徐々に抜かれたランナーを拾っていく。それと同時に、1キロおきのラップを確認する精神的余裕がなくなって、以降は、5キロおきのスプリットタイムしかみていない。30キロ通過が2時間9分台。過去のベストの通過より6分ほど速い。足も一回だけ吊りそうになるくらい疲労を感じてきたが、走る姿勢だったりリズムは悪く感じない。ここから36キロ先の難所の橋まで同じリズムで淡々と走る。

35キロの通過が2時間30分台。自己ベストより7分ほど速い。そして、難所の橋へ。斜度7°といっていたが、太ももが崩壊しそうで、ペースも遅くなるがひたすら耐える。登りの距離は長くないんだ。歩くことは絶対にないと言い聞かせる。下りで切り替えられた。そして40キロ通過が2時間52分台。3時間一桁は歩かない限り当確。ただ、もう手は痺れるは足もだいぶ売り切れているが、リズムだけで進む。たまたま似たようなペースのランナーがいたので少し着かせてもらった。1キロ1キロを耐え、あと200メートルで、スーパーアリーナに戻って来てゴール。

まさかの2分台。疲労抜きがドンピシャで、天候にも恵まれ、スタート位置も絶好でレベルの高いランナーが多く助けられたのと、まさかの想定以上のペースで、ほぼイーブンで走れるとは思いもしなかった。大幅更新も嬉しかったが、初の3時間一桁で安堵もある。今年度のフルのレースで有終の美で終えられた。