断酒ランナー

断酒3年達成。ランナー歷5年目。初ウルトラマラソンサブ10。フルマラソンサブ3:10にチャレンジ

ハーフ 夏でセカンドベスト

ペーサー付きのハーフレースに参加した。
天気予報通りに、日が差して気温もおそらく猛暑以下だが、30℃は超えていた。
直前までどのペーサーに付こうが悩んだが決められず、スタートしたときの感覚で決めることにした。

よーいどんで、1時間40分目標のペーサーさんに並走するが、ゆっくり過ぎに感じたので、1時間35分目標のペーサーさんにつく。ワークマンシューズを履いていたが、反発力がありスイスイ進み、少し余裕は感じるが秋のフルマラソンのターゲットタイムが315を目安としているので、ミドルペース走の上限設定として、キロ430で行けるところまで行くことにした。序盤から4人位の小集団で推移。

途中で岩手銀河100Kで、私よりも早いタイムでゴールした女性ランナーと合流。走りながら意見交換するという貴重な体験をする。

前日大雨が降っていたので、一部の箇所で、大きな水溜まりがあり、蛇行しなければいけないロスが発生。あとは河川敷の為、あまり日陰のないコンディション。たまに雲ってて少し助かったが、容赦なく晴れてかなり暑く、一時顔が真っ赤になっていたと思う。でも、猛暑以下だったので、何とか死なずにすんだ。10キロ以上のレースで、序盤から疲労感がほとんどなかったのは今年初じゃないかなというぐらい、コンディションは良かった。

ただ、メンタル的には、いつ撃沈するか分からないくらいの不安感は常にあった。まず、夏のハーフのベストは1時間42分台だったので、コンディションがよくても、当初は1時間40分狙いで行こうと思っていた。あとは暑熱順化がどこまでできているか、猛暑から一転して、30℃以下の日が続いていたので、今日の気候に身体が途中からついて行けないんじゃないかという不安。そして、今日撃沈したら秋のレースに向けてのトレーニングが上手くいってないんじゃないかという不安。フィジカルとは対照的であった。

それでも、ペーサーさんが速すぎず手元の時計で、ピッタリくらいのペースで刻んでいたので、余計な事は考えずに距離が稼げた。前から落ちてきたランナーを拾いながら淡々と進む。最初の10キロをほぼ45分で通過。

後半戦、二人いたペースさんが一人になり、15キロ過ぎると集団が二人に。17.5キロ過ぎると、ペーサーさんと私だけに。そこそこしんどさがあるなか、「上げて行きますか?」と声をかけられ「今日はやめておきますと」返事する。自己ベストは更新出来ないし、変なダメージは残したくなかった。スタート地点まで戻り、残りの端数を残して、暑かったのでがぶり水をリクエスト。スタッフさんから思い切り水を掛けてもらった。気持ち良かった。で、なぜかスピードが、ついつい出てしまった。ペーサーさんから「頑張ってください」と激励の言葉が」「あちゃー。やっちまったな。でも、あと1キロちょいだからあっという間にゴールできるっしょ」と思っていた。しかし、約550m先にあろうかという折り返しまでがとてつもなく長く感じる。ちょっとペースを落とそうか。追い付かれたらカッコ悪いけど背に腹はかえられぬ。たが、折り返しペーサーさんとの差を確認すると意外と差がついている。後で残り1キロのラップ見ると407だった(自分の感覚では415~420位)ので、そりゃきつく感じるわなとゴール後納得する。ゴールまでは巡航スピードでゴール。

手元の時計にて、2022/07/17, 21.344 km, 1:35'38", 4'28" /km
走っている途中で気付いてはいたが、ペーサーさんはGPS頼りでペースメイクしていたので、ペーサーさんよりも前でゴールしても目標ゴールタイムをオーバーしていた。でも、むしろ自分にとっては優しいペースメイクだったので、結果オーライ。

結果的にはラストスパートしなくても、セカンドベストは変わらず。ただ、内容的には強い走りができて、怪我さえしなければ、今季中にのハーフの大幅自己ベスト(自己ベストは94分台)は間違いないと思う。ターゲットとしては90分にどこまで肉薄できるかになると思う。

でも、あくまで、自分にとってハーフはフルマラソンをどれくらいのペースで走れるのかの指標的な位置付けとしている。でも、ハーフレースもフルマラソンとは違うレースの面白さやキツさがあり、思い入れもある。

何はともあれ、秋のレースに向けて順調にトレーニングが積めてそうな感じがした。あとは、疲労困憊と怪我に注意して、レースを楽しんでいきたいと思う。