断酒ランナー

断酒3年達成。ランナー歷5年目。初ウルトラマラソンサブ10。フルマラソンサブ3:10にチャレンジ

峠走40キロ(足柄峠) 地獄だと思った

100キロマラソンに向けて、先月より本格的に練習開始。

岩本式ウルトラマラソン練習帳を参照し、現在5週目までメニュー消化。

練習レベルとしては、サブ3:20ということで、サブ3とサブ3.5の練習メニューから計算してはじき出しているが、これが絶妙だった。

ジョグすらも楽に感じたことはないし、かといってレースペースのポイント練習もきつすぎて走り切れなかったということもなかった。

昨日足柄峠にて40キロ走を行った。峠走自体6~7回ぐらい行ったことがあるので、上り坂、下り坂の走りに対しての大きな不安はなく、むしろ「まだかな~、まだかな~」と当日まで楽しみにしていた。

峠走前日はジョグ100分をこなし、セット練も兼ねている。

当日現地まで移動し、リュックを背負い準備に備える。スタートは9時前。気温が12~13℃で標高も800m程度になるので、薄手の長袖とTシャツで下はジャージで結果的に正解だった。スタートから峠までおよそ12キロ弱。ペースは勾配に応じて6~8分台(特にトンネル超えた後のラスト3キロ強の果てしなく続くゲキサカは足柄峠名物だと思っている)。割と冷静に淡々と無理せずに歩くことなく峠まで通過。いったん、ここでエネルギー補給休憩をして、GPS時計が20キロになるまでひたすら前に進む。事前の足柄峠のネット情報にはそこから先の詳細な情報はなかった気がする(つまり、多少のアップダウンはあっても、いわゆるザ峠走みたいなきつさはないのかなという解釈をしたのだが・・・)

 

早速、前に進んでいくと下りメインの勾配は10%以下の道のり。12キロ過ぎで足柄街道で分岐点が表れる。こういう時は王道でメインぽい方を選択。そこから少し進むと富士山の絶景ポイントが・・・。なんか自分へのご褒美に感じた。ところどころ10%程度の下り坂が結構続く。ちょっと不安になってくる。「こんくらいにしておいて」と願うが、静岡県の市街地に向けて標高が下がっていく。17キロ目に大きくて立派なゴルフ場通過。「あぁ折り返しまであと3キロもあるのか。できるだけ緩い下り坂をよろしくね。」と願う。一部上り坂があったが、結構下る。東名高速を交差し、ついには御殿場線と合流・・・「ということはだいぶ、下り切っちゃったのね」と悟る。

 

御殿場線の御殿場方面に進み、踏切あたりでようやく20キロ。累計時間は2:12‘18”時刻は11時を経過していた。

 

さて後半戦スタート、いきなり登りがかなりきつい。勾配10%近くの上り坂が永遠と続く、途中ランナーさんとすれ違う。何とかゴルフ場の敷地にまでは歩かずに進むが・・・もう、足が限界。どんなにゆっくり走っても地獄。そして・・・ついに心はぽきっと折れた。1キロくらい歩いたでしょうか。歩くのは楽でした。ということは、まだ走れる余力はあるってことがわかった。ゴルフ場を過ぎるといったん傾斜が楽になったので走りを再開する。神奈川県境まであと5キロのうち3キロは6分台で走る。

しかし、またも勾配10%クラスの上り坂が目の前に続くのが見えて、再び折れる。「ありえねーわ」再び500mくらい歩く。そしてまた走り出す。あと1.5キロ。耐えよう。途中ツーリングの方たちの休憩しているところを通過し、何とか峠に到着。

 

2度目の補給タイム。ついでにスポーツドリンクも購入し、極端にのどの渇きはなかったけど、リュックに入れて走るのもなということで、その場で500ml飲み干す。これがいけなかった。

 

さて、下りに向けてラン再開。ここから5分台で推移。最初の3キロは胃がタップンして若干気持ち悪い。がぶ飲みは良くないこともわかっていたのに。これも勉強。

30キロを超えると、下りとはいえ4分台で走る余裕は残っていなかった。それでも38キロ地点までは壁を感じず、走れた。残り2キロで足全体が売り切れた。あとは気力で40キロ完走。

タイムは4:17‘52”(補給トイレ休憩は除く)時刻は13:17

桜は満開で、御殿場線と桜の絶景スポットがあるようで、写真を撮っている人が結構いた。

ちなみに翌日もジョグ40分

3日間トータルで64キロのセット練。

ちょうど今、太ももお尻の筋肉の張りがなかなかあります。

ウルトラマラソンにつながればいいなと思う。

今後の峠走はあと2回予定しているが、ヤビツ峠にしようと思ってます。